二ヶ月くらい間を開けたかな~と思ったら四ヶ月くらい更新していませんでした。
なんてこったい。
結月ゆかり実況プレイ動画を投稿しました
ニコニコ動画によくある結月ゆかりの実況動画をよく見ていて、自分でも作ってみたくなったので作ってみました。
Legend Cave 難易度U.Hardクリア動画【結月ゆかり実況プレイ】Part1
正直、今さらも今さらな超レトロなフリーゲームのプレイ動画ですが、まずはこのゲームで紹介がてら実況動画を作ってみました。
どうやって作るの?
備忘録的に作り方を載せておきます。
まず必要なソフトは以下のような感じです。
- VOICEROID2 結月ゆかり
- VoiceroidUtil
- ゆっくりムービーメーカー3
- AviUtl
ソフトを使った動画制作の流れは以下のような感じです。
ゆっくりムービーメーカー3上で、ほとんどの動画制作作業をこなせます。
わかりやすい操作方法で、プレビューを見ながら作業できるので非常に直感的に作業できます。
各ソフトの細かい役割や、気をつけたい設定については以下のような感じです。
- VOICEROID2 結月ゆかり
サイト 株式会社AHS:http://www.ah-soft.com/
利用したソフトの中で唯一有料です。結構高い。
全部フリーで賄うならSofTalkというソフト(いわゆるゆっくりボイス)で、ゆっくり実況動画でもあり。
特に設定せずともテキストを読ませるには申し分ないですが、やはりアクセントや息継ぎに違和感を感じる部分もあるので、アクセントを適当にいじってやる必要があります。
- VoiceroidUtil
ダウンロード ルーチェ's Homepage:https://www.ruche-home.net/
ゆっくりムービーメーカー3と連携できます。
これを通せば、テキストを入力するだけで、動画への音声ファイル登録、キャラに対応した字幕登録を自動的にやってくれます。
- ゆっくりムービーメーカー3
ダウンロード 饅頭遣いのおもちゃ箱:http://manjubox.net/YukkuriMovieMaker.php
実況動画の製作を支援するために作られたツールです。その効果は抜群。
実況で使用するキャラの立ち絵を登録し、画像を分けておけばツール内で自由に表情を変更できます。
音声に合わせて字幕を表示することも簡単です。
他にも画像や簡単なテキスト・画像・音声の登録ができ、プレビュー画面を表示しながら位置を変更したりタイミングを調整したりできます。
基本的な操作を覚えれば、かなり直感的に作業できます。
以下の設定項目にだけ、気をつけましょう。
- 動画をプレビューできるようにする①
MP4など動画のフォーマットによっては初期設定でプレビューできない場合があります。
ヘルプの通り、CCCPというものをインストールする必要があります。
ゆっくりムービーメーカーは32bitアプリなので、CCCPも32bitを入れましょう。
http://manjubox.net/YMM3_Help.php?p=2013419142230933
- 動画をプレビューできるようにする②
Win7DSFilterTweakerというソフトで設定しておかないと、再生ラインを動かしたときの動画プレビューが精密になりません。
以下のサイトでダウンロードできます。
(恥を忍んで言いますが、この方法・ファイルは安全が保障されているかというと全くわかりません。ご利用は自己責任でお願いします)
http://www.codecguide.com/windows7_preferred_filter_tweaker.htm
起動すると、以下の画面が出るので「Preferred decoders」をクリックします。
例えば、H.264でエンコードされたMP4動画は、32bit decodersのH.264にある「LAV Video」を選択します。
設定変更したら、忘れず「Apply」をクリックします。
- キャラ素材に最大サイズ制限がある
私が一度引っかかってしまったのですが、ゆっくりムービーメーカーで表示できるキャラには800×800までという制限があります。
しかたないので、それ以上の立ち絵を使う場合は縮小しましょう。
http://manjubox.net/YMM3_Help.php?p=201341914238936
- キャラ素材の画像で、00番は使わない
ゆっくりムービーメーカー3の仕様上、00番は特殊な仕様になっているようです。特に口パーツは、勝手に他の番号のパーツと組み合わせてアニメーションになってしまいます。
仕様をバッチリ把握しているわけではないので、この動作はよくわからないですが、なるべく00番は使わないほうがいいかもしれません。
- AviUtl
ダウンロード AviUtlのお部屋:http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
フリーソフトで動画を製作するなら、これが王道です。
これだけで編集するにはかなり専門的な知識が必要になると思いますが、ゆっくりムービーメーカーを通して操作する分にはそんなに複雑ではないです。
ただ、初期設定はややこしいので、以下を忘れないようにしましょう。
- 拡張編集を有効にする
これがないと始まりません。
- 動画を読み込み・プレビューできるようにする
AviUtlはそのままだと扱える拡張子が限られるため、いろいろな拡張子を扱えるようにする必要があります。
私はL-SMASHプラグインを利用しました。
- 動画を書き出せるようにする
読み込みとは別に、動画を書き出すためのプラグインが必要です。
こちらはx264guiExを利用しました。
ニコニコ動画用(新仕様対応)の書き出し設定もありますよ。
- AviUtlのシステム設定を変更する
私が特に嵌ってしまった項目について、変更方法を載せておきます。
AviUtlを起動して、上部ツールバーから「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」を開きます。
「最大画像サイズ」を、読み込む画像に合わせて適宜変更しておきます。
「LargeAddressAwareを有効にする」はチェックしたほうが良いです。
動画を制作している中で、ゆっくりムービーメーカーで作成したファイルをAviUtlに読み込ませたときに、メモリが足りないことがあったためチェックしました。
以上、簡単ながら実況動画の制作についてでした。
そうそう、動画制作にはかなり処理時間がかかるところがあります。
特にネックになるのは……
- ゆっくりムービーメーカーから出力したexoファイルをAviUtlに読み込ませる
(30分の動画で、読み込みに10分~20分くらい) - AviUtlから動画への書き出し
(30分の動画で、書き出しに5時間~6時間くらい)
といったところです。ちょっとした誤字やエフェクトミスの修正にいちいち何時間もかかってしまうので、動画出力前には厳重にチェックしましょう!
※ 追記
exoファイルをAviUtlに読み込ませるのが非常に遅かったのは、プレイ動画が非常に重かったためのようです。別の動画作成で軽いプレイ動画を利用したら、1,2分で読み込めました。
重い:容量3GB、長さ1時間半くらい&容量2GB、長さ1時間くらい
軽い:容量450MB、長さ12分くらい&容量80MB、長さ2分くらい
長くて重い動画を元に作成する場合、都合のいいところでトリミングしたり分解したほうがいいかもしれません。ご参考まで。
いじょ。
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